貧乏姫でもいいですか?(+おまけ)
「やめなさい! こらっ碧月! 何をやっているのあなたは」
いつも冷静なはずの弟が見せる子供じみた行動に、女御は唖然とするばかりだ。
「ごめんなさいね、花菜」
女御は月君の手から、持って来たばかりの別の唐菓子の包みを奪い取りそれも花菜に渡した。
「あっ! なにを」
「うるさいっ! 恥ずかしくないのですかっ」
ビシッと月君を睨んだ女御は、
「じゃあ、またよろしくね」と花菜をにこやかに送り出した。
「ありがとうございます。では、失礼いたします」
いつも冷静なはずの弟が見せる子供じみた行動に、女御は唖然とするばかりだ。
「ごめんなさいね、花菜」
女御は月君の手から、持って来たばかりの別の唐菓子の包みを奪い取りそれも花菜に渡した。
「あっ! なにを」
「うるさいっ! 恥ずかしくないのですかっ」
ビシッと月君を睨んだ女御は、
「じゃあ、またよろしくね」と花菜をにこやかに送り出した。
「ありがとうございます。では、失礼いたします」