。。折れた羽根、虹の架け橋。。②
白血病ーーーー?


あげはが?


「まだ、わからないけど。
検査して見ないと。
あげはちゃんを、とにかく休ませて。
後、ほんとにいいの?



龍くんだっけ?

知らせなくて、白くんはそれでいいの?」






龍に、、伝えたらーーーー、龍は絶対舞い戻ってくる。









だけどーーーー。







俺はあげはを見た。

白い肌、眠ってる顔を見ているのが辛い。





「ーーーーあげはが好き」



それが、一生覚めないのは辛い。





ちゅ。








君に、捧げた優しいキス。








パチッ。
大きな目のあげはが、身を起こした。






「白、今のってっ!」




うわ、焦ってる。




「うん、キスした。
お姫様は、王子様のキスで目が覚める。

絶対、目覚めてーーーーこの先、眠り姫にはならないで。」



俺の言葉に、あげは、は首を傾げた。



周りが見ているのが、分かった。


それは、泣きそうに顔を歪めて。


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