。。折れた羽根、虹の架け橋。。②
なんつーか、可愛い。

私服が、可愛い。

ミニスカートじゃん、やっぱりーーーー。

「一人でファミレス行かなくて、良かったよ」


はああ、と大きなため息を吐き出した。

「ファミレスでいい?
雨止んだかな?」


「ーーーーごめんね、舞ちゃんっ」














「笑った。
良かった、黒くんが泣いて無くてーーーーっ」









なんで、泣いてるの?



俺なんかの為にーーーー、泣くとか本当、可愛くて仕方ない。





「舞ちゃんは、俺の癒しだよっ。
舞ちゃん、ありがとうっ」



少し年上のお姉さんは、やっぱり一人の女の子で可愛くて仕方ない。

そうーーーー守ってあげたい。
それは、あげはちゃんに感じた気持ちと同じだけど。


「手、繋いでいい?」

「あ、病院を出てからじゃダメ?
今は、そのーー。」

だよね。

病院内だしね。



「あれ?
舞ちゃん、今帰り?ーーーー君、誰?」


歩いていた廊下。

やけに、ジロジロ見る一人の男に出くわした。


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