。。折れた羽根、虹の架け橋。。②
それと、同時に染まる赤の君。

「レイくんっ、えっとーー」
真っ赤なあげちゃん。

夕方でもない、晴天の青空の下での恋の話。


そして自然と繋がる2人の手はーーー


離れないように出来ている。

離さないよって
見えるのが分かる。

だけどね、、




「ちっ、レイ、うざいわ」






尖った冷たい声が落ちてきた。




「は?
朝から何シュウ悪態かっ」






少しだけ不機嫌な、声が落ちてきた。




それは、レイくんでーーーー




さっきの甘いあげちゃんに向けた声じゃない。





少しトーンが重くなったレイくんの声だった。



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