俺様女王様幼なじみの恋愛模様


「俺勝ったじゃん?」


「うん?」


「だからさ、結愛からキスしてよ。」


「うん。……え!?」


「はい、今うんって言ったからして?」


今のは条件反射って言うか!って言いながら
焦ってる結愛を可愛いなと思いながら見て
少しかがんで顔を近づけた。


「ほら、早く。」


催促するようにもう少し顔を近づけた。


「うぅ…。
じゃあ、目つぶって?」


あ、まじでしてくれる?これ。


「ん。」


言われた通りに目をつぶると


触れるだけじゃなくて
ちゃんと口を開いて重ねてきた。


「こ、これでいい?」


数秒だけだったけど
結愛の顔は真っ赤に染まっていて、
そんな顔を見て俺がおさまるわけがない。


「ダメ、全然足りない。」


そこから濃厚な時間が流れたのは
言うまでもないな。



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