俺様女王様幼なじみの恋愛模様


これからは今まで過ごした時間の
何倍もの時間が
私たちには待ってる。


「だから広斗。
私に広斗の夢を応援させて欲しい。」


しばらく黙ったままの広斗。


「…ダメかな?」


近づいてそう問いかければ
グッと引き寄せられ
きつく抱きしめられた。


「いつの間にそんな大人になったわけ?」


「いつだろうね~。
でも広斗のおかげだって事は分かるかな。」


広斗が不安も全部
取り除いてくれるから。
今まで一緒に過ごしてくれた時間があるから。
広斗がくれた言葉がたくさんあるから。


だから大丈夫。


「頑張って欲しいけど
頑張りすぎは良くないから
たまには私が息抜きに
つきあってあげてもいいよ?」


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