文の幸福
「そぅ?変?」

「嫌、似合ってるけど・・・。文、さっきから、結構話しかけられてなかった?」

「ドリンク配ってるウエイトレスですよ?みんなが声かけてくるよ?」

「うーん、ちょっと違うんだけど。。ナンパされてない?」

「されて、ないよ。」

「そっか・・。文ここに知り合いとかいる?」

「知り合いではないけど、ホラ、あの子、中学の同級生。
でも言わないでね、中学の時ちょっとあったから、気まずくて。
あっちは気づいてないから、内緒ね!」

「?どの子?」

「ほら、ピンクのドレスの」

「あーあの綺麗な子?」

「・・・うん。そろそろ仕事もどるね」

と言って、再びトレイを持ちホールをほっつき歩き始めると、またナンパがらみの声をかけられ、トレイに名刺が置かれる。

おいおい、署名集めじゃないんだから、ポイポイ置くなよ!

フっと仁の方を見ると、華と楽しそうに話してる。

華の表情をみると幸せそう。

      だよねー。憧れの王子様だもんねー。

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