文の幸福
それにしても、大きい部屋。
ワンルームでオープンキッチン。
三人掛けのソファーにテーブルその横にはベット。
黒い机に三画面のPC。基本、紺ベース。

物が少ないが、必要なものは揃ってる感じだ。整理整頓されている。

あの容姿とこの部屋をみると、自分の事以外は信用できない人ってのが手に取ってわかる。

きっと友人すら招く事も少ないだろう、

PCも目に付くところにあるが、少しホコリがのってる。。。やっぱりか。。

ン―――ダメだ!冷静に分析したいのに、目の前にいる仁を見ているとドキドキしてきて、考えるのも億劫になる。

そうだ!みどりの言う“ナメたことをした奴”だから他の子たちと、どう遊んでるか聞かなきゃ。

小説や漫画のように修羅場になったら目立ってショウガナイ。

できればかち合いたくはない。

「ありがとう。仁の他の人は大丈夫?」

「他の人?オレは初めてではないけど、他に付き合ってる子はいない。図書館で声をかけたのも文ちゃんだけ。」

戸惑いが手にでてますよ、仁殿!手のひらを片方はぐっとにぎり、片方は開いてる。

思い当たる事に言い訳してる証拠だ。

でも、これで十分。
コッチも何か知ってると思っていただければ十分隠してくれるだろう。

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