文の幸福

「そっか、嬉しい、ありがとう。正直に聞いてよかった。仁、”文”でいいよ!」

「なー文、オレも正直に言う。・・・キスしたい」

速攻かーい!!早速かーい!!

しかし、今日は尋常じゃない欲求不満な私。

・・・キスか・・・レモンの味らしいけど、(母親に古い漫画曰く)

味をどうしよう。


ソファーから立ち上がりケーキの上にのるイチゴをぱくりと食べる。

仁をみるとモグモグしている私を驚いた顔で凝視している。

仁の顔を見ながら、イチゴを飲み込んでゆっくり仁に近づき、両手で仁のほっぺを挟んで自分の口を仁の口に近づけ、先に上唇をゆっくりハムった。

そして、イチゴの味が伝わるように仁の上唇を舌でゆっくりなぞり、次は下唇に移動してハムって舌でゆっくりなぞった。

終わって、離れると仁が固まったまま。

「間違ってた?初めてでわかんないから、イチゴの味が伝わるようにしたけど。。」

仁は私の腰に腕を回し、抱き寄せて、ハーっとため息をついた


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