無敵の総長は地味子ちゃんに甘すぎる
「え...っと。冬哉くん、ここ...?」
「入るぞ」
「えぇ!?ちょ、....っ」
スマートにお店のドアを開けた冬哉くん。
カランカラン、という可愛らしい鈴の音と共に、『いらっしゃいませ~』と店員さん。
は、入ってしまった....。
「冬哉くん、プリン買うの.....?」
「コンビニで買っといたプリンは駿に食われた....チッ、」
さっきのことを思い出したのか、冬哉くんはしかめっ面。
は、話をそらさないと....!
「や、あはは...。どれにしよっかあ~?」
たくさんのプリンが並ぶショーケースを指しながら、へらりと笑いかける。
「んー....」
「やっぱり迷うね。こんなにたくさん種類があったら」