同期は蓋を開けたら溺愛でした

 しばらくして戻ってきた大友と夕食をどうしようかと話し合う。

「今日は家でゆっくりしない?」

 そう提案されて困惑する。
 だってまだ、今日のデートの目的を果たしていない。

「だってまだ……」

 心の声が漏れると大友は優しく微笑んだ。

「焦ってするもんじゃないよな。自然にいつかでいい」

 そう言って指を絡ませる大友の腕に寄り添う。

「うん。そうだね」
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