同期は蓋を開けたら溺愛でした

「それで今さらお付き合いします? ふざけるのも大概にして」

 そんなこと、もうこの人にまで話が伝わっているの?
 どこからそんな話が……。

 恐ろしくなって後退りしながら、言葉をこぼす。

「いや、付き合うとは、まだ……」

「そう。付き合うつもりはないの。それならいいんだけど」

 一方的に話をした彼女は勝手に去っていく。
 力の抜けた私はへなへなと給湯室の流し台にもたれかかった。

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