極上御曹司のヘタレな盲愛
大河のマンションに帰って部屋着に着替えると、エプロンをしてさっそく晩御飯の支度を始めた。
下で何か食べて帰ろうかと言う大河に、外食ばかりだと太るから嫌だと言った。
本当は大河と2人っきりで居たいからだけど…言わない。
「でも怪我をしてるから作るの大変だろう…」
「怪我してるのは腕で、指じゃないから平気。それに昨日買い込んだ食材、使わないと傷んじゃうよ!」
夕飯のメニューはベタだけどハンバーグ!
私が作り始めると、大河が「手伝う」と横に来た。
初めて一緒に料理をしてみて驚いたが、大河は料理がとても上手だ。
「お料理ちゃんとするのね。ずっと外食ばかりだと思ってた!」
「うん。外食も多いけど、たまにはする。アメリカ赴任中は光輝と住んでたんだけど、飯を作るのは俺ばっかりだったしな。アイツは食べるの専門だろう?」
「そうだったんだ。確かにお兄ちゃんと花蓮は食べるの専門だよね。家でもキッチンに立ってるのなんか見たことないよ!」
「ふっ…花蓮な。アイツ、悠太と結婚したらどうするんだ?」
「昔から言ってたけど、結婚したらお手伝いさんを雇うから平気なんだって。私が料理なんかしたって、時間と食材の無駄よって胸張って言ってたよ」
「子供の頃から何でも器用に出来るのに、料理は出来ないんだな…」
「うん。やる気になったらきっと私なんかよりずっと上手に出来るんだろうけど、やる気ゼロだから…」
そんな事を話していたら、ハンバーグも出来上がり!
付け合わせとサラダ、スープも出来たしご飯も炊き上がった。
「「いただきま〜す」」
うん、美味しく出来た!
桃の初めての手料理!と…感動しながら食べている大河に、お昼に美波先輩が言っていた事を訊いてみる。
大河は苦笑いしながら…。
「美波ちゃんにはお見通しか…。2課のアシは前々からどうにかしなきゃと思っていたんだ。どれだけ注意してもダメで、他の部下からのクレームも凄かった。
桃以外にも、気に入らない女子社員を何人かしつこく虐めて会社を辞めさせたり…。
他部署からも何度かクレームを貰ってたんだ。
俺がアメリカから帰って2課の課長に就いた時にはもういた奴らばかりで、部長は諦めているようだった。
更衣室前の廊下で、アイツらが桃に言いたい放題言ってるのを聞いてて…腹立たしいと思いつつも光輝と『これで纏めて一掃できるな』って笑っていたんだ。
まさか桃があの女に怪我を負わされるなんて思わなかったから…。本当にごめんな」
大河は眉を下げて、申し訳なさそうに私の腕を見た。
下で何か食べて帰ろうかと言う大河に、外食ばかりだと太るから嫌だと言った。
本当は大河と2人っきりで居たいからだけど…言わない。
「でも怪我をしてるから作るの大変だろう…」
「怪我してるのは腕で、指じゃないから平気。それに昨日買い込んだ食材、使わないと傷んじゃうよ!」
夕飯のメニューはベタだけどハンバーグ!
私が作り始めると、大河が「手伝う」と横に来た。
初めて一緒に料理をしてみて驚いたが、大河は料理がとても上手だ。
「お料理ちゃんとするのね。ずっと外食ばかりだと思ってた!」
「うん。外食も多いけど、たまにはする。アメリカ赴任中は光輝と住んでたんだけど、飯を作るのは俺ばっかりだったしな。アイツは食べるの専門だろう?」
「そうだったんだ。確かにお兄ちゃんと花蓮は食べるの専門だよね。家でもキッチンに立ってるのなんか見たことないよ!」
「ふっ…花蓮な。アイツ、悠太と結婚したらどうするんだ?」
「昔から言ってたけど、結婚したらお手伝いさんを雇うから平気なんだって。私が料理なんかしたって、時間と食材の無駄よって胸張って言ってたよ」
「子供の頃から何でも器用に出来るのに、料理は出来ないんだな…」
「うん。やる気になったらきっと私なんかよりずっと上手に出来るんだろうけど、やる気ゼロだから…」
そんな事を話していたら、ハンバーグも出来上がり!
付け合わせとサラダ、スープも出来たしご飯も炊き上がった。
「「いただきま〜す」」
うん、美味しく出来た!
桃の初めての手料理!と…感動しながら食べている大河に、お昼に美波先輩が言っていた事を訊いてみる。
大河は苦笑いしながら…。
「美波ちゃんにはお見通しか…。2課のアシは前々からどうにかしなきゃと思っていたんだ。どれだけ注意してもダメで、他の部下からのクレームも凄かった。
桃以外にも、気に入らない女子社員を何人かしつこく虐めて会社を辞めさせたり…。
他部署からも何度かクレームを貰ってたんだ。
俺がアメリカから帰って2課の課長に就いた時にはもういた奴らばかりで、部長は諦めているようだった。
更衣室前の廊下で、アイツらが桃に言いたい放題言ってるのを聞いてて…腹立たしいと思いつつも光輝と『これで纏めて一掃できるな』って笑っていたんだ。
まさか桃があの女に怪我を負わされるなんて思わなかったから…。本当にごめんな」
大河は眉を下げて、申し訳なさそうに私の腕を見た。