飼い主の溺愛
な、なんだか不思議な空間だ。
リビングの方では結菜たちが勉強していて、
ダイニングでは椎名さんたちが談笑している。
私はそろそろ晩御飯の時間だと思って、
晩御飯の準備に取り掛かる。
「あ、あの…椎名さん、ご飯食べて来られたり…?」
恭介さんもまだ慣れてはいないから、
美人さんも相まって緊張する…。
「ごめん美夜、食べてない…頼める?仕事持ち帰ってきちゃって、うちに資料あるからここでってなったんだよ、勉強邪魔してごめんな?」
と私と廉斗たちにも声をかける。
「いえ、こっちがお邪魔してるので大丈夫です。ありがとうございます。」
と四人を代表してしっかり答えてくれる。
「嫌いなものとかある方いますか?」
恭介さんも美人さんもないようで、
冷蔵庫を見て考える。
ん〜、全部で7人分だもんなぁ〜
おつまみ分も作るとして…
私は冷蔵庫から具材を出して作り始める。