飼い主の溺愛

な、なんだか不思議な空間だ。

リビングの方では結菜たちが勉強していて、

ダイニングでは椎名さんたちが談笑している。

私はそろそろ晩御飯の時間だと思って、

晩御飯の準備に取り掛かる。

「あ、あの…椎名さん、ご飯食べて来られたり…?」

恭介さんもまだ慣れてはいないから、

美人さんも相まって緊張する…。

「ごめん美夜、食べてない…頼める?仕事持ち帰ってきちゃって、うちに資料あるからここでってなったんだよ、勉強邪魔してごめんな?」

と私と廉斗たちにも声をかける。

「いえ、こっちがお邪魔してるので大丈夫です。ありがとうございます。」

と四人を代表してしっかり答えてくれる。

「嫌いなものとかある方いますか?」

恭介さんも美人さんもないようで、

冷蔵庫を見て考える。

ん〜、全部で7人分だもんなぁ〜

おつまみ分も作るとして…

私は冷蔵庫から具材を出して作り始める。

< 102 / 160 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop