飼い主の溺愛
第4章 交錯
美夜side
「湊たちはバイトとかどうしてる?」
私は3人に尋ねる。
「俺はバイトしてない。」
湊が答える。
そうだよね、そんな困ることもないか〜
「僕はいとこの家庭教師してるから、それでお小遣い程度って感じかな」
そか、廉斗は頭いいもんなぁー…
家庭教師…は、不安だなぁ。
「私は家でハンドメイドしてお小遣い稼ぎしてる〜」
さすが結菜!
うーん…
「どうしたの?美夜ちゃんやりたいの?」
「椎名さんに生活費とかやっぱり払いたいと思って…受け取ってくれなそうだけど…」
それに椎名さんから色々貰いすぎてるから、
何かお礼にお返しがしたいって思ってるんだけど…
もう少し余裕のあるお金が欲しい…
「えーじゃあアレもう少し増やす?」
結菜の発言に湊も廉斗も納得して、
私をみる。
「ううん、3人にまで忙しくさせちゃうし…どっか別のとこでバイト探すよ…」
うーん…
どーしよーかなぁ…
バイト初めてだし…
「俺のとこ募集してるけど入る?」
いきなり声がする。
あ。
「クロくん!」