飼い主の溺愛
少し自信なさげに答える。
クロくんは、「ふぅーん…」と言って、
それ以上は聞いてこなかった。
そのあとは二人で学校の話や、バイトのこれからの話をしたりして、
時間はあっという間に過ぎた。
半ば無理矢理私が全部払わせてもらって、
駅まで一緒に向かう。
「今日ご馳走さま。ありがとう。今度なんかあったら俺出すよ。」
「いいよいいよ〜、これはお礼なんだから!これからよろしくお願いします。」
私は軽くお辞儀する。
カフェのバイトは初めてで緊張するけど、頑張るぞ〜
椎名さんにはいつ言おう…
「あ、白石はそっちか。」
「うん、じゃあまた学校で。」
軽く手を振ってお互いに違う方に歩き出す。
椎名さんに、外食したのでこれから帰りますって連絡して、
電車に乗る。
バイト頑張って、
早く椎名さんにお礼がしたいなぁ…