本当に好きだから。
なずなの言葉に胸を刺されたような気持ちになる。

身長が低くても…正面からぶつかること…

それなら…それなら私がすることは、1つだけ。

「でも…なずなが好きなのは、今の…柚月じゃないわ。過去の柚月でしょう?」
「何が、言いたいのよ。」
私はなずなの一歩後まで詰め寄って言った。

「なずなが成長した間、柚月だって…成長したんだよ!何がとか、明確になんてわかんない。でも…でも、私は柚月が大好きだから!!」

柚月が大好き、この気持ちは誰にも負けられない。
ゴールはすぐそこだ。
私は最後の力を振り絞って、なずなを一歩追い越した。
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