【極上旦那様シリーズ】今すぐお前が欲しい~俺様御曹司と甘く危険な政略結婚~
「ええ」
蒼士の横に並べば、彼がボソッと呟くように言う。
「綺麗だよ」
その言葉で自然と緊張が解けた。
讃美歌斉唱や聖書の朗読が終わり、牧師がまず新郎である蒼士に問いかける。
「病める時も、健やかなる時も……妻として愛し慈しむことを誓いますか?」
蒼士がチラリと私を見て、牧師に答えた。
「はい、誓います」
どう答えるかは知っていても、その言葉に胸が熱くなる。
私も牧師に同じように問われ、蒼士の目を見て返した。
「はい、誓います」
今日から私は氷堂綾香になる。
喜びも、苦しみも彼と分かち合って生きて行く。
蒼士のことを好きになるまでは、私は素敵な男性からただ愛されることを望んでいた。
でも、彼と気持ちが通じ合ってからは、そう思わなくなった。
どんな私でも彼は受け入れてくれる。
それがどんなに幸せなことか教えてくれたのはあなた。
だから、かしら?
今は愛されたいんじゃなくて、彼を愛したい気持ちでいっぱいなの。
私の旦那様、全力で愛しますから覚悟してくださいませ。
「では、誓いのキスを」という牧師の声でハッと我に返る。
「俺に見惚れた?」と悪戯っぽく目を光らせ、声を潜める蒼士。
「そんなこと⁉︎」
言い訳しようとしたら、彼の唇が降りてきて私の口を塞いだ。
極上の旦那様の甘いキスに頭が真っ白になる。
キスを終わらせると、トロンとしている私を見て蒼士は意味ありげに囁いた。
「続きは後でね」
彼の言葉に顔がボッと火がついたように赤くなる。
もう、蒼士ったら。
上目遣いに睨む私を見て、彼はとても幸せそうに微笑んでいた。
政略結婚だって恋愛結婚になる。
愛があればーー。
The end.
最後までお付き合いくださり、どうもありがとうございました(^-^)
滝井 みらん
蒼士の横に並べば、彼がボソッと呟くように言う。
「綺麗だよ」
その言葉で自然と緊張が解けた。
讃美歌斉唱や聖書の朗読が終わり、牧師がまず新郎である蒼士に問いかける。
「病める時も、健やかなる時も……妻として愛し慈しむことを誓いますか?」
蒼士がチラリと私を見て、牧師に答えた。
「はい、誓います」
どう答えるかは知っていても、その言葉に胸が熱くなる。
私も牧師に同じように問われ、蒼士の目を見て返した。
「はい、誓います」
今日から私は氷堂綾香になる。
喜びも、苦しみも彼と分かち合って生きて行く。
蒼士のことを好きになるまでは、私は素敵な男性からただ愛されることを望んでいた。
でも、彼と気持ちが通じ合ってからは、そう思わなくなった。
どんな私でも彼は受け入れてくれる。
それがどんなに幸せなことか教えてくれたのはあなた。
だから、かしら?
今は愛されたいんじゃなくて、彼を愛したい気持ちでいっぱいなの。
私の旦那様、全力で愛しますから覚悟してくださいませ。
「では、誓いのキスを」という牧師の声でハッと我に返る。
「俺に見惚れた?」と悪戯っぽく目を光らせ、声を潜める蒼士。
「そんなこと⁉︎」
言い訳しようとしたら、彼の唇が降りてきて私の口を塞いだ。
極上の旦那様の甘いキスに頭が真っ白になる。
キスを終わらせると、トロンとしている私を見て蒼士は意味ありげに囁いた。
「続きは後でね」
彼の言葉に顔がボッと火がついたように赤くなる。
もう、蒼士ったら。
上目遣いに睨む私を見て、彼はとても幸せそうに微笑んでいた。
政略結婚だって恋愛結婚になる。
愛があればーー。
The end.
最後までお付き合いくださり、どうもありがとうございました(^-^)
滝井 みらん


