主治医の兄




芽「ねぇ、お兄ちゃん。何があったの?」

涼「優希。話してもいいか?」

優「別室で話して。もう忘れたいんだ」

涼「分かった。何かあったらコールしてな」

優「うん」


正直芽衣には知られたくなかった。

あの時だって芽衣を守ったのは僕だよって言いたかったのに____


優「なんて情けないんだ」
< 57 / 89 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop