わたしたちのLOVE ROAD〜幼馴染と幸せになる方法〜
「え?おまえ、だって高校の時上村先輩と付き合ってたじゃん。」

「え?付き合ってないけど…」

「え?え?ちょっと待ってくれ。」

頭を整理しよう…と思ったけど、全然わからない。

付き合ってた?

いや…
付き合ってると教えられた。

誰から?

神林から。あと、上村先輩本人から。
写真見せられた。
神林から。

そのなかに今更ながら美湖から直接聞いたってのは一切ないことに気づいた。

「騙されてたのか?俺。」

美湖は「?」の顔。

けど、ほんとに付き合ってなかったとしたら、さっき、美湖が上村先輩を怯えてたのも納得できる。
昔付き合ってたとしたら、そこまで怯えないような…気もする。

それに、あの先輩なら、そんなこと平気でやりそうだ。
俺のこと大っ嫌いだっただろうし。

あと、神林な…。
ホームセンターで出会った時のよそよそしい感じが頭に浮かんだ。

マジか…。
愕然とした。
自分のバカさに。

しょーもないプライドってのが邪魔して、美湖にほんとのことを聞くことすらしていなかった。

何やって、何年人生棒に振ってんだ。俺。

「俺、バカだったな。」
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