わたしたちのLOVE ROAD〜幼馴染と幸せになる方法〜
「なぁ…美湖。キャッチボール。やりたくなってきた。」

ほら、あの宝物が…
やっぱり必要になったね。おばさん。

「あるの。ここに。」

「え?」

「グローブ」



公園でキャッチボールをする。


「俺、5~6年ぶりにボール投げるからどこいくかわかんねぇぞ。」

懐かしい。
大好きだった悠とのキャッチボール。
キャッチボールしたら、悠はリラックスしてくれる。
そしてわたしとよくそのあとじゃれあった。

「大丈夫。わたしレベルでとれる球しかほれないんだから問題ないよ。」

わたしはキャッチボールのときは大胆な女子になるらしい。

「美湖、衰えてねぇな。お前どっかで野球やってたのか?」

「やってるわけないじゃん。わたしが天才なだけだよ。」

悠が笑った。

「また来週もやるぞ。」

「晴れたらね。」

「晴れるよ。俺晴男だから。」

そしてやっぱり、このあとは悠がすごくリラックスしてるのがわかる。
きっとわたしもそうなんだろうけど。

悠とのキャッチボールはわたしたちの原点なのだ。
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