わたしたちのLOVE ROAD〜幼馴染と幸せになる方法〜
「グローブ 触ろうって思えるようになっただけでも進歩やん?」

「まあな。芙美は?今何やってんの?」

「あ、うん。関西自動車はやめて…今はスポーツアパレル系に転職。」

ちょっと言いにくそうに言う。

「あれだけ、マネージャーやるとか豪語しておきながら…恥ずかしいけど、なんかやっぱスポーツに携わりたくなって。土日はそのスポーツ店の野球教室とかに携わる予定。」

苦笑いしながら頭をかいた。

「マジか。いいことだろ?それ。」

「まあね。ちょっと意気込んではいるけど。」

恥ずかしそうには言ってても、目は未来に向かって輝いてんなって気がした。

スゲェ…

「ちょっと受けろよ。」

手に持ってた2つのグローブ のうち1つを渡す。

「なまってんじゃないの?」

「まあなまってるけどな。」

そして久々に美湖以外のやつとやるキャッチボール。

なんとなくゾクゾクした。
野球ってこんなんだったなって…体が思い出したみたいな…。

「なまってないやん?」

芙美が笑って言う。

「お前もやん。」

つい関西弁になってしまう。
7年間もいたのだから関西弁も時々混じったりはするものだ。

キャッチボールって楽しかったんだなって思ってたら、美湖が帰ってきた。
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