わたしたちのLOVE ROAD〜幼馴染と幸せになる方法〜
部屋に入り、冷蔵庫が美湖のに変わってたり、オーブンレンジが増えてたり…

ほんとに一緒に住むことになったんだと思うと嬉しくなって突然美湖を抱きしめた。

「俺…嬉しくてどうにかなりそう。」

「え?」

「もう、美湖、帰る家ないんだぞ。ここが美湖の家。」

「うん。」

「で、俺の家でもある。」

「うん。」

「てことはだ。
ずっと一緒ってことだ。」

そしてキスをするとソファに押し倒した。

「悠。お風呂入ってないよ。まだ。」

「うん。わかってる。」

わかってるなんて言いながらも、だんだんわかってきた美湖の性感帯を攻めはじめる俺。

たちまち美湖もその気になって…
結局そのままソファの上で愛し合う。

俺たちは今まで心が通じなかった8年間の空白を埋めるかのように毎日愛を確かめ合った。

毎日がとても幸せだった。
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