わたしたちのLOVE ROAD〜幼馴染と幸せになる方法〜
次の日の午前中の仕事をしていると悠からLINEが入った。

『今日夜遅くに帰れると思う。涼介くんにも何日も迷惑かけられないしな。』

ほっとすると同時に。また悠に無理をさせてしまうとウジウジ考えてしまう。

「花村。ちょっと。」

鮫島課長からお呼びがかかった。

ミーティングルームに鍵をかける。

「昨日は大丈夫だったか?水嶋出張だったしちょっと心配してたんだ。」

「はい。大丈夫です。」

ほら、また課長にも迷惑かけてる…。

「昨夜は、兄の彼女の家に泊めてもらったんです。だから大丈夫です。」

できるだけ笑顔で答える。
課長にも心配ばっかりかけるわけにはいかない。

「そうか。それはよかった。ちょっと心配だったからな。今後も気をつけろよ。」

「はい。」

笑顔で答えながらも、いったいいつまで続くのかと嫌になってしまう。

結局、帰りは、悠から連絡があるまで会社で待っていた。

最終便に乗れそうだとLINEが入り、12時前に着くらしいことがわかったのだが…

それまで会社にいるわけにもいかないし、とりあえず会社を出るしかない。どうしよう…。

おそるおそる9時半に会社をでると誰も待ち伏せはしておらず、ほっとしながら、タクシーでマンションまで帰った。

マンションに着いたら周りを振り返らず、部屋まで一目散に走ってあがり、中に入ると大急ぎで鍵を閉める。

心臓がバクバクしていた。
怖い…。よかった家に入れた。
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