わたしたちのLOVE ROAD〜幼馴染と幸せになる方法〜
「ごめんなさい。あの…加賀さんは?送らなくてよかったの?」

「あー。加賀はスレてるから男に声かけられても適当にかわすだろうよ。おまえみたいにオドオドしねぇよ。」

ほんとに…ごめんなさい…悠…。
ほんとにドジなわたし…

「俺がたまたま通りかかったからよかったようなものの…。」

きゃー。ほんとに怖い…。

「早く来い!俺今日は飲んでねぇから、車で送ってやるよ。」

スタスタ歩き出す悠。

「早く!俺のマンション、こっから歩いていけるくらいの距離だから。」

スタスタ歩く。
ついていくのがやっとだ。

待って…悠…速い…。

「もう!手。」

「え?」

「手を出せって言ってんの。」

「手?」

「つなぐんだよ。おまえがフラフラしてるから。」

そういうと、わたしが手を差し出す前に手を掴み、また歩き出す。

うそ…ヤバイ…手つなぐなんて…。

悠の手は…小学校以来…だったけれど…昔知ってたのよりゴツゴツしてて…ちょっとあったかかった。

そして、悠のマンションはほんとに近くて、5分ほどで着いて…
地下の駐車場から車を出してくれて、わたしはいいのかなと思いながらも助手席に乗り込んだ。

小さめのオシャレなかわいい外車だ。

かわいい車。彼女の趣味かな…?
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