わたしたちのLOVE ROAD〜幼馴染と幸せになる方法〜
美湖がちょっとまゆをひそめて首を動かした。

「う…ん…」

あ…目覚めそう。

つらそうに顔をゆがめてるからもしかして怖い夢でも見てんのか…

大丈夫なのか?ほんとに…?

しばらくそのままなんとなく小さく動いていたけれど、

しばらくして…小さな声で

(はる)。」

と言った。

え?起きたの?

いや、起きてない。

え?寝言?


思わず赤面する。

俺の名前呼ぶのかよ…。夢で…。
それ…やばすぎんだろ…。


そのままなんとなくまどろんでいた美湖だったが、しばらくしたら目が覚めたみたいだ。

「え?悠?」

美湖がガバっと起き上がる。

「こらっ。寝てろって。点滴入ってるから。」

俺は静かに美湖をもう一度ふとんに寝かせた。

美湖は自分の針が刺さってる腕を見て、そのままふとんに入った。

「あの…わたし…仕事中だったと思うんだけど…どうなったの?」

美湖が布団から目だけ出して俺を見上げて言う。

その上目遣いがまた…
かわいすぎんだろ?!

「どうって…」

思わず目を剃らせつつ…

そうか…記憶にないんだな。当たり前か。倒れてんだし。
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