わたしたちのLOVE ROAD〜幼馴染と幸せになる方法〜
「仕事中に倒れて、俺が付き添って病院連れてきてやったんだよ。」

焦りまくって抱きかかえたまま社内走り回ってタクシーで来たことは恥ずかしくて言えなかった。

「そっか…ありがとう。」

「いいから、まずはこれを飲め。んで、これを食べろ。」

俺は美湖に風邪薬を飲ませ、買っておいた美湖の好きなプリンを渡した。

美湖は何も言わずに風邪薬を飲んで、座ってプリンを食べはじめた。

「おいしい…。悠。ありがと…。」

ペロリと平らげると、俺を見る美湖。

「あの…おなか…減った。もっと食べたい。」

「は?」

俺は立ち上がった。

「何だったら食べれる?」

「あったかいかけうどん。」

「は?無理だろ。夜ご飯待てよ。」

美湖はしゅんとしてこっちを見た。

「だよね…。」

とりあえず冷蔵庫にはいろいろ買い込んでおいたので、それを出した。

美湖はヨーグルトと野菜ジュース、あとは菓子パンを食べた。

「おまえ…いつから食べてないんだよ。」

「うーん。昨日の朝が最後かな…」

「は?!バカ!」

パスッと美湖の頭をはたく。

「痛いよ…」

「知るかよ!」

俺がプイッと横を向くと、俺のスマホがブルブルと胸ポケットで震えた。

取り出すと、鮫島課長。

美湖がチラッとその画面を見て、アッっていう顔をした。

やっぱりな…。
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