わたしたちのLOVE ROAD〜幼馴染と幸せになる方法〜
それでもやっぱり体調は万全でないからか、夜は早くにスヤスヤと寝息をたてはじめた美湖。

その顔を見つめてると、ほんとにわだかまりなく久しぶりに美湖を近くで見てる気がした。

もう今は誰のものでもない美湖…だったらいいよな?
俺が…美湖の近くにいても…。

そして俺も…いつのまにか眠ってたらしい。身体が痛くて目が覚めた。
座ったまま寝るってのは疲れるもんだ。

美湖はまだスヤスヤ眠ってる。
たぶん点滴に睡眠剤も多少入ってるのだろう。

俺は椅子から立ち上がり、伸びをすると顔を洗ってなんちゃって柔軟体操をやってたら…
ガタガタしてうるさかったのか、美湖が目を覚ました。

「悠…ほんとにいてくれたんだ。ありがとう。」

「バーカ。朝起きたらまずはおはようだろ?」

「うん。おはよう。」

一晩寝たらスッキリしたようで、美湖は伸びをしてる。
顔色もいい。

「もう、キャッチボールでもできそうだよ。わたし。」

そう言ってニコッと笑う。
その笑顔がかわいくて、俺はまともに見てられなくなって目をそらした。

「また今度な。今日はダメだろ?ゆっくり寝てろ。」

「はーい。」

美湖はペロッと舌を出した。


いちいち仕草がかわいいんだよ!バカ!
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