この空の下
「何なのよ」

「あんたね、道で叫んでゲロはいて、俺の服まで汚したんですけれど・・・覚えてない?」


嘘。

そんな、

「服はクリーニングに出してある。至急便で出したからもうすぐ届くと思う。何ならクリーニング店に聞く?どんなに酷かったか、きっと覚えているよ」


どうやら嘘ではないらしい。

それに、絨毯にも掃除をした後が、



「すみません」

小さな声で謝った。


「え?聞こえないなあ」


もー。


「ご迷惑をかけてすみませんでした。でもあなたが連れ出さなきゃ、こんなことにはならなかったと思います」

これが精一杯の反撃。
< 47 / 405 >

この作品をシェア

pagetop