オレンジ色のROMANCE
雨が上がり日が差してきた。
俺は駅前の
料理人御用達の業務用専門店を
くぐる。
舞香の好きなバターケーキの材料を
買いあげ自宅にもどる。
赤い薔薇100本を飾り
ワインも冷やした。
ワインは、舞香飲めそうだしな。
バターケーキを作りながら
夕食もつくる。
日本人丸出しの舞香には、
ビーフシチュー
これは肉だけ塩水と、ニンニクと
玉葱を生姜で3時間煮込む。
肉だけ取り出し赤ワインと野菜を
入れて煮込むと、旨さが全然ちがう。
コレは舞香の好物。
五目おにぎりを作る。
これも舞香の大好物。
サラダをつくる。
舞香の大好きな唐揚げも作る。
蝶ネクタイに黒のスーツ
喉仏を飾るワインカラーのネクタイ。
白いセダ〇で迎えに行く。
車を青から白に変えたのは
ロマンス映画が大好きな、舞香のためだ。
白馬に乗った王子様バージョン。
トントントントン
ノックをする。
出ない‼
呼び鈴を鳴らす3回
はうわーい、ドッコイショ‼
オバサン化した舞香が声をあげる。
「どなたですかー‼」
パーチンと音がすると思えばスルメ
くわえたオッサン風の舞香現る‼
口の端から凸凹したイカの足が
飛び出している。
「喉仏と申します。」
小さく空いたドアの隙間から..
「どおして‼なんで来るの?」
「舞香僕と結婚して
明るい家庭をつくろう。
永久の愛を君にささげよう。」
スルメの匂いと共に俺風の
プロポーズ始まる。
少し空いた隙間から
舞香の手を取り出し指輪をはめる。
スルメの匂い半端ねー‼
(๑⊙ლ⊙)ぷッ!!
クッサ
舞香は、しばらく眺め
「綺麗。」
とスルメ臭く涙声で呟いた。
僕らは頭を寄せ合いゴンゴンと軽く挨拶みたいにぶつけあった。
その後「もう我慢できない。
いいよね。」
うぎゃゃゃゃー‼⇊
舞香ーたんま、たんま。
うぎゃゃゃゃー‼
やべろぉーやべてくれー⇊
1時間叫び声が築40年のマンションに、響きわたった。
拓成は、「終わった?」と舞香に
確認する。
舞香は、
「はぁぁぁ、たまんな〜い。
ケド 一応、おわった〜」
スルメイカの匂い、
クッチャイクッチャイこっちも
たまんな〜い。
どんだけ食ったんだよ。
これから俺とディナーなのに‼
「ま、飽きるまでやらせるさ。
そのうち、俺も慣れるだろう。」
ニユルニユルする喉仏を濡れ
ティッシュで拭きながら思う
こうなる事は想定内だ。
準備万端
俺は駅前の
料理人御用達の業務用専門店を
くぐる。
舞香の好きなバターケーキの材料を
買いあげ自宅にもどる。
赤い薔薇100本を飾り
ワインも冷やした。
ワインは、舞香飲めそうだしな。
バターケーキを作りながら
夕食もつくる。
日本人丸出しの舞香には、
ビーフシチュー
これは肉だけ塩水と、ニンニクと
玉葱を生姜で3時間煮込む。
肉だけ取り出し赤ワインと野菜を
入れて煮込むと、旨さが全然ちがう。
コレは舞香の好物。
五目おにぎりを作る。
これも舞香の大好物。
サラダをつくる。
舞香の大好きな唐揚げも作る。
蝶ネクタイに黒のスーツ
喉仏を飾るワインカラーのネクタイ。
白いセダ〇で迎えに行く。
車を青から白に変えたのは
ロマンス映画が大好きな、舞香のためだ。
白馬に乗った王子様バージョン。
トントントントン
ノックをする。
出ない‼
呼び鈴を鳴らす3回
はうわーい、ドッコイショ‼
オバサン化した舞香が声をあげる。
「どなたですかー‼」
パーチンと音がすると思えばスルメ
くわえたオッサン風の舞香現る‼
口の端から凸凹したイカの足が
飛び出している。
「喉仏と申します。」
小さく空いたドアの隙間から..
「どおして‼なんで来るの?」
「舞香僕と結婚して
明るい家庭をつくろう。
永久の愛を君にささげよう。」
スルメの匂いと共に俺風の
プロポーズ始まる。
少し空いた隙間から
舞香の手を取り出し指輪をはめる。
スルメの匂い半端ねー‼
(๑⊙ლ⊙)ぷッ!!
クッサ
舞香は、しばらく眺め
「綺麗。」
とスルメ臭く涙声で呟いた。
僕らは頭を寄せ合いゴンゴンと軽く挨拶みたいにぶつけあった。
その後「もう我慢できない。
いいよね。」
うぎゃゃゃゃー‼⇊
舞香ーたんま、たんま。
うぎゃゃゃゃー‼
やべろぉーやべてくれー⇊
1時間叫び声が築40年のマンションに、響きわたった。
拓成は、「終わった?」と舞香に
確認する。
舞香は、
「はぁぁぁ、たまんな〜い。
ケド 一応、おわった〜」
スルメイカの匂い、
クッチャイクッチャイこっちも
たまんな〜い。
どんだけ食ったんだよ。
これから俺とディナーなのに‼
「ま、飽きるまでやらせるさ。
そのうち、俺も慣れるだろう。」
ニユルニユルする喉仏を濡れ
ティッシュで拭きながら思う
こうなる事は想定内だ。
準備万端