【極上旦那様シリーズ】俺のそばにいろよ~御曹司と溺甘な政略結婚~
「正巳さんには強く出られたけど、もし本当だったらと思うと怖くて聞けなかったの。柊吾さんはどう見ても、どう考えても、モテるもの。私みたいな小娘が辻野さんのような大人の女性に勝てるはずがないって」
「俺は好きな女をコロコロ変えられるほど器用じゃないよ。俺が好きなのはただひとり、心春だけだ」
瞳を潤ませる私の頬がそっと撫でられる。
「俺も告白しよう。契約結婚を持ちかけたとき、すでに心春に惹かれていたんだ。絶対にこの子を愛するだろうと、なぜだか自信があった」
「パリにいる間だけの契約結婚だったのに?」
「その間に好きになってもらおうとしたんだ」
驚いてポカンと口を開けている私に柊吾さんはキスをしてすぐに離れる。
「思惑通りに私は柊吾さんを好きになったんだね?」
「ああ。今だから言うが、理解のある大人ぶって、パリに残ってもいいと言ったときは本当に苦しかったんだ」
柊吾さんの手に私は手をそっと重ねる。
「……あのね、私赤ちゃんが欲しいって言ったでしょう? その気持ちは本当なの。でも育児が落ち着いたら、そのあと、大学で美術史学を勉強して仕事をしたいと思っていて……。いいかな……?」
彼は私の手を自分の口元まで持っていって唇をつける。
「俺は好きな女をコロコロ変えられるほど器用じゃないよ。俺が好きなのはただひとり、心春だけだ」
瞳を潤ませる私の頬がそっと撫でられる。
「俺も告白しよう。契約結婚を持ちかけたとき、すでに心春に惹かれていたんだ。絶対にこの子を愛するだろうと、なぜだか自信があった」
「パリにいる間だけの契約結婚だったのに?」
「その間に好きになってもらおうとしたんだ」
驚いてポカンと口を開けている私に柊吾さんはキスをしてすぐに離れる。
「思惑通りに私は柊吾さんを好きになったんだね?」
「ああ。今だから言うが、理解のある大人ぶって、パリに残ってもいいと言ったときは本当に苦しかったんだ」
柊吾さんの手に私は手をそっと重ねる。
「……あのね、私赤ちゃんが欲しいって言ったでしょう? その気持ちは本当なの。でも育児が落ち着いたら、そのあと、大学で美術史学を勉強して仕事をしたいと思っていて……。いいかな……?」
彼は私の手を自分の口元まで持っていって唇をつける。