【極上旦那様シリーズ】俺のそばにいろよ~御曹司と溺甘な政略結婚~
「私が……」
彼の手からマリッジリングを引き受けて、左手の薬指にはめる。
女性の手と違って、節のあるがっしりした手だ。でも指が長く色気がある。
「ありがとう」
見つめ合ってしまってから、私はハッとなりうつむく。
お揃いのマリッジリングをつけていると、結婚を実感してきて変な気分だった。
柊吾さんと一緒に暮らすのは楽しそうだと思うのに、どんな生活になるのか不安で逃げ出したい私もいた。
羽田国際空港に到着し、車から降りると、運転手がトランクから私のスーツケースを出してくれる。
柊吾さんの荷物は機内持ち込みのバッグだけ。
そこへ航空会社の専用クルーの男性が現れ、柊吾さんに挨拶をした。
「八神さま、お待ちしておりました。お荷物はこちらでよろしいですか?」
「ああ。頼む」
私は航空会社の専用クルーが直々に出迎えたことに内心驚いた。
私のスーツケースをクルーの男性が運んでくれる。
こんなサービスを受けたことがない。
もしかして……。
「心春、行こう」
機内持ち込みのバッグを持ち、柊吾さんは専用クルーのあとについていく。
「は、はいっ」
遅い時間のせいか、空港内にはそれほど人はいなかった。
彼の手からマリッジリングを引き受けて、左手の薬指にはめる。
女性の手と違って、節のあるがっしりした手だ。でも指が長く色気がある。
「ありがとう」
見つめ合ってしまってから、私はハッとなりうつむく。
お揃いのマリッジリングをつけていると、結婚を実感してきて変な気分だった。
柊吾さんと一緒に暮らすのは楽しそうだと思うのに、どんな生活になるのか不安で逃げ出したい私もいた。
羽田国際空港に到着し、車から降りると、運転手がトランクから私のスーツケースを出してくれる。
柊吾さんの荷物は機内持ち込みのバッグだけ。
そこへ航空会社の専用クルーの男性が現れ、柊吾さんに挨拶をした。
「八神さま、お待ちしておりました。お荷物はこちらでよろしいですか?」
「ああ。頼む」
私は航空会社の専用クルーが直々に出迎えたことに内心驚いた。
私のスーツケースをクルーの男性が運んでくれる。
こんなサービスを受けたことがない。
もしかして……。
「心春、行こう」
機内持ち込みのバッグを持ち、柊吾さんは専用クルーのあとについていく。
「は、はいっ」
遅い時間のせいか、空港内にはそれほど人はいなかった。