対立相手が婚約者。それって何かの冗談ですか?
見知った道のはずなのに、気が付くと恋の森に迷い込んでいるではありませんか。

行く手を阻む樹々に恐れていたけれど、その道を切り開くあなたを頼もしく思います。

そして、あなたの隣に居られるならば、どこであろうと私にとっては幸せなのです。

恋も愛もわからなかった幼き幼女が、大きくなって慕う相手ができた。だがその恋は前途多難で、乗り越えるべき壁が多かった。だが、そんな壁すらも、2人で登れる幸せな道として描かれた歌。

「素敵な道のりですね」

そんなことを呟いて、拡樹の右手をぎゅっと握った。前途多難であろう結婚生活も、ともに乗り越えて幸せな道にしていこうという思いを込めて。

【完】
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