先輩手に入れます!
瀬那「お前、キレたら
やばいタイプの女だな。」
雫「鏑木先輩。何で...?」
瀬那「絵梨花から荷物預かった。
ついでに匡貴にお前がいそうな場所も聞いた。
帰るなら荷物くらい持ってけよ。」
ベンチに荷物を置いた先輩は
その隣に腰掛ける。
私の荷物分の距離が今は丁度いい。
雫「すみません。
また先輩に迷惑かけて...。
もう...応援には行きませんから。」
瀬那「お前は俺の専属応援団なんだろ?
お前が来なくてどうすんだよ。」
雫「でも、あんな事しちゃったから。
先輩だけじゃなくて多岐先生にも
サッカー部の皆にも応援に来てた
皆にも迷惑かけちゃったから...
私に応援する資格なんてないんです。」