先輩手に入れます!
その言葉と同じだけ
今の私は最低なんだ。
分かってる。けど、でも...
雫「分かってるよ!
先輩が...。ずっとずっと
恋人になりたかった先輩が
私の恋人になってくれた。
そんな、奇跡みたいな事が起きて...
ようやく私の願いが叶った。
でも...分かってるけど...
とてつもなく幸せな事だって
分かってる...けど...
とてつもなく怖い。」
とてつもなく怖いんだ。毎日が。
匡貴「怖いって...何が?」
雫「私はこれから先もずっと
先輩の隣にいられるの?」
そう尋ねると匡貴はそっと目を伏せた。