先輩手に入れます!

体を離した先輩はカバンから
取り出した鍵を机の上に置いた。

瀬那「ただいまって言えよ。」

雫「え?」

瀬那「今日からここがお前の家だ。
俺と2人だけの居場所だ。
だから、必ず...俺がいてもいなくても
ただいまって帰って来いよ。」

ああ、やっぱり私は
先輩の事が大好きだな。

雫「先輩。...泣いていいですか?」

瀬那「理由は?」

雫「涙が出るほど嬉しいからです。」
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