拾いものは危険な恋のはじまりでした
その声に後ろの男たちが私に迫る

男の一人が、私の脚を縛っていた縄を解くと、違う男が私の着ていた服を

乱暴に脱がそうとする。

何が起ころうとしているのか悟り、怖くて震える体

「イ、イヤ~、ヤメテ~!奏さん・・・奏さん、助けて!」

男たちの手は私の体を弄り始める、必死に声を上げれば顔を殴られた

「あんたに恨みはないが、お嬢の命令には逆らえないんだ、静かにしろ!」

「やめて!助けて~!」

覆いかぶさる男・・・奏さん、助けて!

ガシャーン!!

その時凄い音と共に車が数台倉庫に飛び込んできた、すると、ドアが開き

奏さん徹さん、司さんが降りてきた

「おい!これはどういうことだ!」

今まで聞いたこともない低く鋭い声が奏さんから放たれた

「奏さん!私、相楽組の京子です。ちょっと、バカな女にお灸をすえて

いただけです。私に会いにきてくれたんですか」

その声が終わらぬ内に女を突き飛ばし、私の下に駆け寄った

私の姿を見ると悲しそうな顔

「遅くなって、ごめんな」

「奏さん・・・」

縛られていた手を解き、抱き上げられ、私は気を失った。
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