拾いものは危険な恋のはじまりでした
桐生組馴染みの旅館は、落ち着いた雰囲気の高級旅館といわれるところ

だった。

「じゃあ、部屋割りはこれで、後で一緒に大浴場にいきましょう」

「はい!」

私の部屋は、奏さんと一緒。部屋に入ると、広い和室で外には露天風呂が

ついていた。「お部屋に露天風呂がありますよ!」

「あぁ、後で一緒にはいろうな」意地悪そうな顔の奏さん・・・

「・・・考えておきます///」

「座ってお茶でも飲むか」「はい」

「あッ!しいたけ茶がありますりますよ。私、好きなんです!」

「あぁ、それでいい」

しいたけ茶を淹れると、フワッとシイタケのいい香り

「小春、こっちにこい」

奏さんは、自分の脚の間に座りるように誘う。

素直にそこに座ると、小さな私の体は大きな奏さんの体にすっぽりと

包まれてしまう。

あ~、なんか幸せだなぁ~二人でのゆったりした時間が過ぎていく

奏さんの顔が私の首元に寄せられ、唇が首筋を這うと

pipipi スマホが鳴った 「チッ!」

奏さんの舌打ちが聞こえたが、電話に出ると五月さんからお風呂の誘いだった

「奏さん、五月さんたちと大浴場に行ってきますね」

「あぁ・・・」ちょっと不満そうな奏さんが可愛い

奏さんを部屋に残し、五月さんと月乃さんとで大浴場に向かった。
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