転生王女のまったりのんびり!?異世界レシピ ~次期皇帝と婚約なんて聞いてません!~
だって、ヴィオラ自身、まだ、発展途上だと思っていたのだ。
この気持ちは、恋ではない。恋にしてはいけない気持ちだ、と。
「もちろん。これでも、恋の一つや二つ、経験がございます」
「嘘ぉぉぉ!」
いったい、いつの間に。
国にいた頃、ニイファはずっとヴィオラと一緒にいた。恋を経験するなんて――そんな余裕なかったと思っていた。
「それで? それでどうなったの? 両想い? ……あ、でも両想いだったら……」
身を乗り出してニイファに問いかけ、だが、すぐにしゅんとしてしまった。
ニイファは今ここにいる。ということは、ニイファと誰かの仲をヴィオラがさいてしまったということだ。
「ヴィオラ様、あのですね。ずいぶん昔の話なんです。まだ二十歳にもならない頃のことですから――お気になさらず」
「……でも、私に仕えてなかったら、結婚とか……」
ニイファが幸せになる機会を、ひょっとしたらヴィオラがつぶしていたかもしれない。そうと思い当れば、ますます青ざめてしまう。
「ヴィオラ様。私にとっては、ヴィオラ様が一番大切なんです。恋をしたことがないとは言いませんが、終わったことです」
「ごめんね。私……」
もっと早く気づいていればよかった。そうしたら、ニイファにも縁談をちゃんと調えることができたかもしれない。
この気持ちは、恋ではない。恋にしてはいけない気持ちだ、と。
「もちろん。これでも、恋の一つや二つ、経験がございます」
「嘘ぉぉぉ!」
いったい、いつの間に。
国にいた頃、ニイファはずっとヴィオラと一緒にいた。恋を経験するなんて――そんな余裕なかったと思っていた。
「それで? それでどうなったの? 両想い? ……あ、でも両想いだったら……」
身を乗り出してニイファに問いかけ、だが、すぐにしゅんとしてしまった。
ニイファは今ここにいる。ということは、ニイファと誰かの仲をヴィオラがさいてしまったということだ。
「ヴィオラ様、あのですね。ずいぶん昔の話なんです。まだ二十歳にもならない頃のことですから――お気になさらず」
「……でも、私に仕えてなかったら、結婚とか……」
ニイファが幸せになる機会を、ひょっとしたらヴィオラがつぶしていたかもしれない。そうと思い当れば、ますます青ざめてしまう。
「ヴィオラ様。私にとっては、ヴィオラ様が一番大切なんです。恋をしたことがないとは言いませんが、終わったことです」
「ごめんね。私……」
もっと早く気づいていればよかった。そうしたら、ニイファにも縁談をちゃんと調えることができたかもしれない。