転生王女のまったりのんびり!?異世界レシピ ~次期皇帝と婚約なんて聞いてません!~
ラファエラ妃のもとにニイファを走らせたのは、その翌日のことだった。まさか、ヴィオラ自ら使いに出るわけにもいかない。
ヤエコのために皇妃がオストヴァルト帝国風のドレスを仕立てることにしたとヤエコを満月宮に呼ぶ理由をつけた。 いくらタイシンがヤエコの側近といえど、採寸のために服を脱ぐ場に同席するわけにもいかないからタイシン抜きの招待だ。
皇妃の呼び出しとあらば、仕立屋は他の予定をキャンセルしてでもやってくる。難しい話ではなかった。
「この国のドレスは好きじゃないね。動きにくいだろう」
と、言うヤエコだったけれど、上質の布地の手触りはなかなか気に入ったらしい。
皇妃はその横で出入りの仕立屋が持ってきたデザイン画の記されているノートをめくっては、あれが似合いそうだこれが似合いそうだとあれこれ口にしている。
仕立屋はヤエコの肌の色や髪の色に合いそうな布をせっせと取り出し、レースやリボンもついでのように見せている。
ヴィオラは二人が仕立屋と話し込んだところで、そっと部屋を後にした。迎えに来てくれたのはタケルだ。
太陽宮を中央に、左右に広がる満月宮と新月宮は、太陽宮を経由すれば、外に出ることなく移動することができる。
ヤエコのために皇妃がオストヴァルト帝国風のドレスを仕立てることにしたとヤエコを満月宮に呼ぶ理由をつけた。 いくらタイシンがヤエコの側近といえど、採寸のために服を脱ぐ場に同席するわけにもいかないからタイシン抜きの招待だ。
皇妃の呼び出しとあらば、仕立屋は他の予定をキャンセルしてでもやってくる。難しい話ではなかった。
「この国のドレスは好きじゃないね。動きにくいだろう」
と、言うヤエコだったけれど、上質の布地の手触りはなかなか気に入ったらしい。
皇妃はその横で出入りの仕立屋が持ってきたデザイン画の記されているノートをめくっては、あれが似合いそうだこれが似合いそうだとあれこれ口にしている。
仕立屋はヤエコの肌の色や髪の色に合いそうな布をせっせと取り出し、レースやリボンもついでのように見せている。
ヴィオラは二人が仕立屋と話し込んだところで、そっと部屋を後にした。迎えに来てくれたのはタケルだ。
太陽宮を中央に、左右に広がる満月宮と新月宮は、太陽宮を経由すれば、外に出ることなく移動することができる。