転生王女のまったりのんびり!?異世界レシピ ~次期皇帝と婚約なんて聞いてません!~
満月宮に戻り、皇妃とのお茶会に向かうために支度をしようとしていたら、皇妃の侍女が迎えに来た。
「今日は、お客様がお見えになっております。ですので、それに適した服装でお越しくださいませ」
「お客様……?」
「はい。ミナホ国の王姉であらせられるヤエコ様が、お茶にいらしております」
「そうなの?」
今日は、皇帝や皇妃との謁見だけで終わるはずで、皇妃に招かれているとは聞いていない。
(急に決まったということは、謁見の時に……仲良くなった、とか?)
そう考えながら、ニイファの方を振り返る。
「お客様ですって。ドレスをお客様と会うためのものに変えてくれる?」
「かしこまりました、ヴィオラ様」
ニイファが選んだのは緑色のドレスだった。ベルベッド生地で、光の加減で深い緑色にも淡い緑色にも見える。
襟と袖口には白いレースが飾られている。それから、胸元には黒いベルベッドのリボンを結ぶ。高い位置でふたつに結った髪には、ドレスと同じ色のリボンを結んだ。
スカートはフリルが何段にもなった華やかなもの。ところどころ襟や袖口に使われているのと同じレースがフリルにあしらわれていて、とても甘い雰囲気だ。
満月宮の一階には、窓を大きく取ったサンルームがある。
そこは冬でもぽかぽかと温かく、最近の皇妃は、サンルームでお茶の時間を過ごすのを好んでいた。今日も、そこに客人を招いているそうだ。
「今日は、お客様がお見えになっております。ですので、それに適した服装でお越しくださいませ」
「お客様……?」
「はい。ミナホ国の王姉であらせられるヤエコ様が、お茶にいらしております」
「そうなの?」
今日は、皇帝や皇妃との謁見だけで終わるはずで、皇妃に招かれているとは聞いていない。
(急に決まったということは、謁見の時に……仲良くなった、とか?)
そう考えながら、ニイファの方を振り返る。
「お客様ですって。ドレスをお客様と会うためのものに変えてくれる?」
「かしこまりました、ヴィオラ様」
ニイファが選んだのは緑色のドレスだった。ベルベッド生地で、光の加減で深い緑色にも淡い緑色にも見える。
襟と袖口には白いレースが飾られている。それから、胸元には黒いベルベッドのリボンを結ぶ。高い位置でふたつに結った髪には、ドレスと同じ色のリボンを結んだ。
スカートはフリルが何段にもなった華やかなもの。ところどころ襟や袖口に使われているのと同じレースがフリルにあしらわれていて、とても甘い雰囲気だ。
満月宮の一階には、窓を大きく取ったサンルームがある。
そこは冬でもぽかぽかと温かく、最近の皇妃は、サンルームでお茶の時間を過ごすのを好んでいた。今日も、そこに客人を招いているそうだ。