I am 吸血鬼。


「ねぇ、シャン一緒に髪いじったり、恋の話ししよ」

碧はまた突然話しを変えた。シャンの腕を掴むと、

「ついてきちゃダメだからね。女同士の話しするんだから!!」

二階へ繋がる階段へ歩き始め、ふと振り返りそれだけいうと再び歩き始めた。


「はぁ…全く。…なぁ、キッチン行って一緒に飯作らねぇ?」

結希はリュウに笑いかける。

「…おぅ。つか、作れんの?」

リュウは、心配そうに聞いてくる。

「大丈夫だって!吸血鬼の好みはわかんないけど、人間界じゃ俺結構料理してたんだぜ」

結希がピースしてみせると、リュウは、

「吸血鬼は基本的に血液が主食だから、食べなくても問題ないが、皆気分で食べている。簡単いうと、俺達は雑食なんだ」

と、にこやかに言う。

「…そ、なんだ」

「おぅ、じゃキッチン行こうぜ?」

「おお」

男二人はキッチンへ向かって行った。


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