Hate or Love?愛と嘘とにまみれた世界の片隅で
「…手紙、読んでくる」
その沈黙に耐えきれず、食べかけのメロンパンを置いて立ち上がる。
「……気をつけろ。誰がどこから狙ってるか分からない。絶対電気は付けるなよ」
家の中とはいえ、警戒しないわけにはいかない。
痛む身体を無理やり動かし、階段を上って宮瀬の部屋へ入る。
部屋の電気を付けると居場所がバレてしまうから、ドアを開け放して廊下の明かりを頼りに手紙を探す。
手紙は分かりやすく宮瀬の机の上に置いてあった。
「…あ…ここ…」
いつも絶対に閉まってる鍵付きの引き出しが今日に限って開いている。
「…なんだろこれ」
どこにでも売ってるような大学ノート。
なんでわざわざ鍵付きの引き出しに入れてるんだろう。
その沈黙に耐えきれず、食べかけのメロンパンを置いて立ち上がる。
「……気をつけろ。誰がどこから狙ってるか分からない。絶対電気は付けるなよ」
家の中とはいえ、警戒しないわけにはいかない。
痛む身体を無理やり動かし、階段を上って宮瀬の部屋へ入る。
部屋の電気を付けると居場所がバレてしまうから、ドアを開け放して廊下の明かりを頼りに手紙を探す。
手紙は分かりやすく宮瀬の机の上に置いてあった。
「…あ…ここ…」
いつも絶対に閉まってる鍵付きの引き出しが今日に限って開いている。
「…なんだろこれ」
どこにでも売ってるような大学ノート。
なんでわざわざ鍵付きの引き出しに入れてるんだろう。