欠けてるあなたが大好きです。
彩陽さんと共にお店から出て、
すぐ近くにあるパーキングエリアに
駐められたピンクっぽい赤の車に誘導される。
外はもう暗いけど、
こうこうと光る蛍光灯のおかげで
色が判別できたんだ。
「どーぞっ!乗って乗って〜♪」
「かわいい色ですね。」
助手席に座りながら、隣の彩陽さんに言ってみた。
「でしょー!
ま、この色にした1番の理由は
見つけやすいからなんだけどね〜。」
すごい理由だ…。
確かに白とか黒とかシルバーとか
落ち着いた色が多いのはわかるけど…。
家の最寄り駅を伝えて、
近くなったらわたしがナビをすることに決まり、
車が発進する。