同じ人を好きになるなんて
だけどそのことを陸斗に報告すると、喜ぶどころかそんな胡散臭い会社はやめろと言われた。

だけどこれ以上就職活動を続けるパワーなどなかった。

そして陸斗は大学を卒業し広告代理店に就職をした。

するとますます私と陸斗の距離が大きくなった。

メールをしても返信はしてくれるものの深夜だったり、デートの回数も減った。

何かにつけて「仕事、仕事」

たまに会えても仕事の電話が入ってきてそのまま帰ってしまうこともあった。

そんな矢先、一番心配していたことが起こった。

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