同じ人を好きになるなんて
「先生!ママが迎えにきた」
嬉しそうに報告する理人くん。
え?ママ?え?ママいるの?私はびっくりして周りをキョロキョロと見渡した。
「おい、理人はまゆりを見てママって言ったんだ」
「ええ?」
な、なんで私がママ?
え?どうなってるの?
だが驚いているのは私だけではなかった。
周りにいたお母さん方も目を丸くして私を見ている。
すると陸斗が私の肩を軽く叩いた。
「まゆり、先生に挨拶に行こう」
「え?」
陸斗が担任のゆかり先生を呼ぶと先生の顔がパッと明るくなった。
自分が周りの目をハートにさせていることを自覚しているのだろうか?
「綱島さん、今理人くんがママって言ってましたが……」
担任の先生にまで何者って顔で見られる。
それもこれも陸斗がカッコ良すぎるせいだ。
完全にアウェーで明日からの送り迎えに不安しかない。
「実は……お知らせがあって」
「はい?」
陸斗が私の背に手を当てた。
「明日からなんですが理人の送り迎えは彼女にお願いすることになりました」
ゆかり先生はいまいち状況がわかっていないのかキョトンとしている。
「は、はい……で、そちらの方は?」
「彼女は僕の妻のまゆりです」
嬉しそうに報告する理人くん。
え?ママ?え?ママいるの?私はびっくりして周りをキョロキョロと見渡した。
「おい、理人はまゆりを見てママって言ったんだ」
「ええ?」
な、なんで私がママ?
え?どうなってるの?
だが驚いているのは私だけではなかった。
周りにいたお母さん方も目を丸くして私を見ている。
すると陸斗が私の肩を軽く叩いた。
「まゆり、先生に挨拶に行こう」
「え?」
陸斗が担任のゆかり先生を呼ぶと先生の顔がパッと明るくなった。
自分が周りの目をハートにさせていることを自覚しているのだろうか?
「綱島さん、今理人くんがママって言ってましたが……」
担任の先生にまで何者って顔で見られる。
それもこれも陸斗がカッコ良すぎるせいだ。
完全にアウェーで明日からの送り迎えに不安しかない。
「実は……お知らせがあって」
「はい?」
陸斗が私の背に手を当てた。
「明日からなんですが理人の送り迎えは彼女にお願いすることになりました」
ゆかり先生はいまいち状況がわかっていないのかキョトンとしている。
「は、はい……で、そちらの方は?」
「彼女は僕の妻のまゆりです」