同じ人を好きになるなんて
だけど、私はいつまで続けるつもりなんだろう。

安易に引き受けたけど自分の選択がよかったのか不安になってきた。

それでも一度引き受けた以上やらねば。

「だって高待遇だもんね!わりきるぞ!」

ソファから起き上がると家事を始めた。

まずは洗濯機をセットし、それから部屋の掃除、買い物。

気がつけばあっという間にお迎えの時間。

家政婦という職業に慣れていないせいなのかもしれないけど、この仕事をなめていた。

思った以上にやることが多くてハードだった。

私はこれで賃金が発生するけど、主婦なんてこれを毎日やっても何も発生しないのかと思うと守るものがあるからこそできるんだろうなと尊敬する。

そしてお迎えの時間。

時計を見て大きくため息を吐いた。

朝と同じようなことが起きるかもしれないと思うと憂鬱になる。
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