俺の、となりにいろ。
「次は咲の番」
その言葉と同時に、両肩に彼の手を感じた途端にクルリと向きを変えられた。
「!!」
上半身裸の桐谷秀人に、目のやり場に困ってしまう。チラリと見ただけで、無駄な脂肪がない割れた腹筋の体に、血液が沸騰しそうになりクラリと体が揺れた。
そんな私にお構い無しの彼は、
「ほら、フラフラするな」
と言いながら、着ていたレースのカーディガンを脱がしていく。
慣れた手つきで、ブラウスのボタンを外していく。
──この七年の間、私以外の女の子を抱いたのかな。
そんなことをあれこれと考えていた時、自分の重大なことに気がついた。