俺の、となりにいろ。

──怖い。秀人。

城ノ内主任の口がふわっと開く。

「オヤジたちじゃ体力的に無理だろ?俺が代わりに、愛情込めて満足させてやるよ」

黒縁眼鏡の奥の細い瞳は、ギラギラと鈍く光る。
彼の右手が指を広げて、私へと伸びてきた。

もう、ダメかも。

視界が滲んでしまい、グッと両目を閉じた。

< 93 / 161 >

この作品をシェア

pagetop