大嫌い、だから恋人になる
「久しぶりだな。でもちひろも冷たいな。昨日は丸っきり無視かよ」

「やめて。ちひろなんて呼ばないで。それに話なんて何も無い。帰ってよ」

「秋山のことでもか?」

白崎君はそう言ってにやにやしてる。

確かにこの人は秋山君と同じ位、顔はカッコいいと思う。

でも秋山君とは全然違う。  

凄く冷たい感じがするし、目つきは陰険で、見られてると、ぞっとする。

「秋山君に迷惑はかけないで。それに家の前で話はしたくない。親が帰ってくるかもしれないし」

「じゃあ、近くの公園にでもいくか。大丈夫、話が終わったら直ぐに帰るよ」

「わかった。でも白崎君、今日学校は?」

「サボってきた。たるいからな」
< 117 / 319 >

この作品をシェア

pagetop